熱戦が続くロンドン五輪で、日本チームの競技の合間に、名古屋市の水道使用量が増える現象が起きている。顕著なのはメダルの期待が懸かるサッカーで、ハーフタイムや試合終了後に、トイレに駆け込んだとみられる使用量が増加。市上下水道局は「試合中はテレビ中継にくぎ付けになったことの表れでは」と分析している。  市上下水道局が一時間当たりの水道使用量を調べたところ、日本時間七日午前一時に始まったサッカー女子準決勝・日本-フランスでは、通常は深夜から朝方にかけて徐々に減る使用量が、ハーフタイムに入った直後の午前一時四十八分に約二千トン増加し、約一万六千トンになった。  使用量はその後、再び減少に転じたが、日本が2-1で決勝進出を決めた後の午前二時五十七分には再び約二千七百トン増え、一万四千トン近くになった。  通常、ほとんどの人が就寝中の午前三時の水道使用量は一万一千トン程度という。  日本時間の八日未明にあったサッカー男子準決勝・日本-メキシコもほぼ同じ傾向となった。  市下水道局によると、サッカーはロスタイムを加味しても試合開始、終了時間がほぼ決まっており、データが取りやすい。データを集計していないが、日本時間七日夜のバレーボール女子準々決勝・日本-中国などでも同様の傾向が出た可能性があるという。  市上下水道局は、名古屋市のほか、大治町、あま市の一部など百六万世帯に給水。二年前のサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会などでも同様の傾向がみられた。  (朝田憲祐) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)