秋田市の「土崎港曳山(ひきやま)まつり」が20日、2日間の日程で始まった。初日は青空の下、勇壮な武者人形を乗せた24町内の曳山が練り歩き、軽快なお囃子(はやし)と木製の車輪がきしむ音を響かせていた。 曳山まつりは、300年以上の歴史があるとされる。町中に漂う悪霊を曳山に封じ込めて追い払う意味があり、1997年には国の重要無形民俗文化財(土崎神明社祭の曳山行事)に指定された。 曳山は午前8時ごろ、各町内を出発。昼ごろになると、土崎神明社へ奉納に向かう曳山が神明社周辺に何台も集まり、曳き子たちの「ジョヤサ、ジョヤサ」の掛け声が至る所で聞こえた。 曳山は戦国時代の合戦などを表現した武者人形のほか、後ろ側には世相を表した「見返し」と呼ばれる人形を飾っている。見返しの中には、ロンドン五輪に出場する女子バレーボールの江畑幸子選手(22)=聖霊高—日立リヴァーレ、秋田市出身=の人形もあり、見物客の目を引いていた。 21日は午前9時半からみこしが練り歩く「神輿(みこし)渡御」、午後0時半から踊りを披露する「御幸曳山(みゆきやま)」、同8時からは各町内へと帰る「戻り曳山」が行われる。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)