◎仙台育英高時代の卓球部監督・大岡巌さん(60)=青森山田中・高女子卓球部監督=/北京大会の雪辱期待  「体調万全でバリバリ練習してます」と先日、平野からメールが来たんです。ずっと、せきや湿疹に苦しんでいたので心配してましたが、無事乗り越えたみたいで、ほっとしました。  彼女の意志の強さには驚かされてきました。同世代の有力選手が四天王寺高(大阪市)に集まる中で仙台育英高を選び、チームを一つにまとめて団体で優勝を果たしたことは象徴的な話です。  五輪の団体では最年長。年齢的に次の五輪は厳しいというと、きっと怒られるでしょうが、最後と思って全てを出し切ってもらいたいです。  岸川は高校時代からすでに男子卓球界の先駆者。度々ドイツへ修業に出掛け、試合直前に仙台に戻ってくる生活でした。彼と、同世代の水谷隼(青森山田高出)が持ち帰った欧州流のバックハンド技術は、今の子どもたちのスタンダードなんですよ。  岸川と最初に会ったのは小学3年のころ。フォームや試合の駆け引きがしっかりしていて「もしかしたら五輪選手になるかも」と直感したのを覚えています。一流選手の育成に関われたことは、指導者として誇らしいですね。  大会では卓球界初のメダルに注目が集まるでしょう。2人とも前回の北京大会の雪辱を期すはず。平野は準決勝までに対戦しそうなシンガポールを破って銀メダル以上を、岸川は団体とシングルスの両方でやってくれると期待します。 <卓球女子団体・平野早矢香(ひらの・さやか)ミキハウス。仙台育英高出。栃木県鹿沼市出身。27歳。> <卓球男子シングルス、団体・岸川聖也(きしかわ・せいや)スヴェンソン。仙台育英高出。北九州市出身。25歳。> ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)