ロンドン五輪のシンクロナイズドスイミング・チームに出場した中村麻衣選手(23)=芦屋市在住、神戸松蔭女大出=は、1992年バルセロナ五輪デュエット銅メダリストで、大阪体育大非常勤講師の高山亜樹さん(42)=西宮市在住=の初めての教え子にあたる。高山さんは「私にとって特別な選手。培ってきた“バトン”をつなげられた。精いっぱい頑張って」と、9日のテクニカルルーティンに臨んだまな弟子にエールを送った。 中村選手がシンクロを始めたのは小学2年のころ。芦屋市のスイミングスクールでシンクロクラブを立ち上げたばかりだった高山さんは「初めて見たときから体のラインがきれいで、泳ぎも上手。いい選手になると思った」。クラブを解消する際には、ともに井村シンクロクラブへ移籍した。 その後も高山さんと中村選手の“縁”は続く。高山さんが母校の松蔭高で保健体育の講師をしていた1年間、同高1年だった中村選手の授業を受け持った。「生徒としてもすごく真面目。みんなから応援してもらっていて、『ロンドンに出られたらいいね』という話もした」と振り返る。 その後、中村選手は2006年の世界ジュニア選手権に出場。09年世界選手権以降はチームの一員として活躍し、念願のロンドン五輪代表に選ばれた。 この日のテクニカルルーティンは、日本は最終8番目に登場して5位。4位カナダと0・600点の差がついている。高山さんは「得点は厳しいけど、力は出した。まだ若いし、いい経験にしてほしい。(フリールーティンで)0・1点でも上位との差を縮めてくれれば」と健闘を期待していた。(小林隆宏) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)