デュエット・フリールーティン決勝 乾(手前)、小林組の手招きするような演技=水泳センターで(共同)  ロンドン五輪シンクロナイズドスイミング・デュエットの決勝が日本時間の七日夜あり、近江八幡市の乾友紀子選手(21)=立命館大四年、井村シンクロクラブ=が出場した。結果は五位に終わったが、乾選手の地元にある北之庄町公民館で開かれた観戦会には近所の人たちや大学の同級生二百人が集まり、大型スクリーンに映る乾選手に声援を送った。  乾選手はペアの小林千紗選手と予選で五位で通過し決勝進出。公民館では地元の人たちは祭りで使う拍子木やうちわを手に、立命館大生はそろいの赤い法被を着て観戦した。  乾選手がスクリーンに映し出されると「ゆきちゃん! ゆきちゃん! 日本!」と太鼓の音に合わせて声援を送った。  華麗な演技を披露したが、表彰台には届かなかった。一九八四年にロサンゼルス五輪でシンクロが採用されて以来、この種目で日本がメダルを逃したのは初めて。 シンクロ・デュエットで演技する乾友紀子選手に声援を送る人たち=近江八幡市北之庄町で  祈るようにスクリーンを見つめていた乾選手の友人の経営学部四年馬場摩実さん(21)は「結果には納得していないと思うけれど、演技の後で笑顔だったので精いっぱいの力を出せたと思う。お疲れさまと言ってあげたい」とねぎらった。  乾選手の親戚で、地元の人たちと応援する会をつくった辻権司さん(51)は「左足のけがからのブランクを感じさせない演技でほっとした」と健闘をたたえた。  (猪飼なつみ) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)