NIE(教育に新聞を)について学ぶ「夏休みNIEセミナー」(山梨日日新聞社主催、日本NIE研究会協力)が4日、甲府・山日YBS本社で開かれた。参加した子どもたちは、新聞を切り抜いて意見を発表する模擬授業を体験。見出しを並べ、言葉の持つ力に「魔法のよう」と感動する声が聞かれた。 小中学生と保護者、教育関係者ら約40人が参加。同研究会幹事の白鴎大・渡辺裕子講師と神奈川県横須賀市立田戸小・臼井淑子教諭が模擬授業を行った。家庭でできるNIE実践例として、新聞から気になる見出しや写真を切り抜いて瓶の中に入れる「ことばの貯金箱」を提案した。 参加した親子らは協力しながら見出しなどを切り抜き、言葉がたまると台紙にレイアウト。コメントを添えた上で発表した。 ロンドン五輪競泳女子200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した鈴木聡美選手(山梨学院大)の言葉「自分におめでとう言いたい」を選んだ北杜・甲陵中1年の岡知花さん(13)は「自分もそう言えるよう努力したい」と宣言した。「ありがとう」「大好き」といった見出しを並べた甲府・湯田小5年の神谷ひかるさん(10)は「言葉には魔法があることを知った。これからは毎日いろんな記事を読みたい」と話した。 このほか同研究会の妹尾彰会長が「いまなぜ新聞活用か」と題して講演。聖心女子学院初等科の岸尾祐二教諭と山梨大付属中の冨高勇樹教諭が新聞を使った教育現場での取り組みを報告した。電子夕刊「Web Sannichi Evening」を見られるモバイル端末の操作体験や新聞製作現場の見学も行われた。〈植田裕作〉 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)