競泳男子200メートル自由形の日本記録保持者、内田翔さん(24)=群馬ヤクルト=が三十一日、県庁で記者会見し、現役引退を表明した。ロンドン五輪代表選考を兼ねた四月の日本選手権で代表入りを逃し、「次を目指そうと思えなくなった」と胸の内を明かした。 (伊藤弘喜)  内田さんは高崎市出身。二〇〇八年の北京五輪800メートルリレーで7位、〇九年の世界選手権200メートル自由形では日本記録の1分45秒24で4位。今年四月の日本選手権では同種目で7位に終わり、ロンドン五輪代表を逃した。  内田さんは「五輪に出たいという夢が絶たれ、心に大きな穴があいた。限界を感じた」と時折、涙を浮かべながら振り返った。  競泳女子400メートルリレーの内田美希さん=関東学園大付属高三年=がロンドン五輪出場を決めた際は抱き合って喜んだという。「名字も同じで妹のよう。頑張ってもらいたい」とエールを送った。  先輩から贈られた「水泳は人間形成の道なり」が座右の銘。「成長させてくれた水泳に感謝。これからは群馬ヤクルトの社員として成長したい」と前を向いた。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)