ロンドン五輪まで20日を切った。県出身者として初めて五輪日本選手団の団長を務める上村春樹氏(61)=全日本柔道連盟会長、宇城市小川町出身=が講演のため来熊。7日、熊日のインタビューに応じ、五輪へかける熱い思いを語った。(藤本雅士) −日本が五輪に参加して100年になります。 「当時の選手団長は講道館柔道創始者の嘉納治五郎先生で、熊本の金栗四三さんがマラソンに出場した。それから100年目の記念すべき大会で、(第5代講道館館長の)私が団長を務めることに縁を感じている」 −ロンドン五輪まであと20日になりました。 「選手の仕上がりは上々。昨年末には10〜12個の金メダルを予想したが、現在は15個程度と手応えを感じている」 −具体的には。 「柔道4〜6個、レスリング2〜4個、体操と水泳1〜3個を予想している。これに陸上、サッカー女子、射撃、セーリングも期待できそうだ。ボクシング、フェンシングも面白い」 −現地でどんな選手サポートを。 「調整段階ではリラックスと集中が大切。選手村の近くにサポートハウスを設け、栄養を考えた食事の支援や情報分析・戦略、メディカル面などで万全のバックアップ態勢を取る」 −五輪への抱負は。 「東日本大震災で世界中の視線が日本に集まった。五輪では日本の元気な姿を披露し、底力を見せたい。もちろん、日本の皆さんに元気と感動を届けることが一番だ。また2020年五輪の東京招致の機運を高めたい」 −五輪はどんな大会ですか。 「言うまでもないが、選手にとって最高の目標。一生に一度出られるかも分からない。なのに競技によっては数秒で終わってしまうこともある。選手には持てる力を出し切ってほしい」 −熊本県関係の選手は10人が出場します。 「柔道女子の緒方亜香里は自分の柔道ができればメダルに届く。ほかの選手も自分を信じて頑張ってほしい。全競技に顔を出すので、熊本の選手を見つけたら“頑張れよ”って声を掛けたい」 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)