盆に入り、和歌山県の串本町や古座川町では県外ナンバーの車が目立ち、キャンプ、ダイビング、釣りなどのレジャー客や帰省客でにぎわっている。悪天候の日が多く、客足に影響が出ている行楽地もある。  串本町潮岬にある望楼の芝キャンプ場の利用者は、11日が59人でテント24張り(昨年57人・25張り)、12日が86人・32張り(同129人・49張り)、13日が82人・31張り(同202人・66張り)だった。昨年の11〜13日は晴れだったが、今年は12日以外は曇りや雨だったため、昨年より少なかった。キャンプ場は7月28日〜8月17日に有料で開放しているが、台風の影響や週末に天気が崩れることが多かったため、今年は全体的に利用者は少なめ。キャンプ場で受け付けをしている男性によると、悪天候が続いたのが最も大きいが、ロンドン五輪の影響もあるという。  同町有田の串本海中公園センターによると、同センター水族館の入館者は例年並みで、13日が約2300人、14日は2千人以上を見込んでいる。1日で利用者が2千人を超えるのは盆期間とゴールデンウイークが多いという。グラスボートは悪天候のため13、14日は運航できなかった。同センターは「グラスボートを目当てにしているお客さんも多いので残念」と話している。  串本ダイビング事業組合によると、9日ごろから盆休みの客が増え始め、12日が前半のピークとなった。雨の影響はあまりなく、例年並みの入り込み。近年は体験ダイビングをする初心者が増えており、夏場は特に多いという。  町観光協会によると、町内のホテル、旅館、民宿は13、14日をピークにほぼ満室になっている。昨年は東日本大震災の影響もあってやや空きがあったが、今年は例年並みという。  古座川でのカヌーレンタル事業をしている古座観光協会によると、夏休みに入ってから、平日は1日平均約40人、土日曜は1日約60人が利用している。予約客が増えたのは11日からで、19日まで連日80人以上とほぼいっぱいになっている。11日と13日午後は雨で川下りができなかったが、12日は約80人が利用してにぎわったという。  古座川町月野瀬の南紀月の瀬温泉ぼたん荘は、10部屋ある客室が、10日から20日まで予約でほぼ満室。毎年、盆期間は帰省や観光で訪れる家族連れの固定客が多い。昨年9月の台風12号では、ぼたん荘も大きな被害を受けたことから、復興の手助けになればと被災直後に今年の盆の予約をしてくれた客が2組いたという。  同町相瀬の一枚岩鹿鳴館では、同館の喫茶軽食の利用が11日から増えて1日70〜80人となったが、昨年同時期と比べて少ないという。バイクなどのツーリング客は、天候が悪いためかいまのところ少ないという。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)