4年に一度の実施—といっても、いま開催中のロンドン五輪の話ではない。任期満了に伴う奈良市の市長と市議のダブル選挙が1年後に迫った。まだ具体的な動きが見える段階ではないが、仲川市長の実績と手腕が問い直されるなか、水面下では、既にさまざまな模索も始まっているようだ。何しろ来年は衆院、参院も任期が満了する。衆院の年内解散も可能性があるが、参院選挙は市のダブル選挙と時期がそろう。加えて県議補欠選挙が重なる場合も。同市は選挙の1年を迎える。そうした状況をどう読むのか。前回の市長選挙は政権交代を目指す民主党に連動、地域の課題や政策より、国政に吹く風が結果を大きく左右した。次も同じであっては困る。もちろん市議選挙をめぐる各党、各派の思惑がトップの選考を、あらぬ方向にねじ曲げる構図も危険。複数の選挙が同時や近接して行われる際のリスクを懸念する。それだけに1年後の選挙を、まだ先と見て安閑としていたくない。市長選挙を軸として奈良市政の将来をしっかり見据えた上で、4年に一度の貴重な選択機会に備えたい。(松) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)