なでしこに続き、関塚ジャパンも1次リーグの初戦を白星で飾った。相手は優勝候補筆頭のスペインだから、日本にとって幸先がいい。この新聞が届くころ行われている開会式で、いよいよロンドン五輪が幕を開ける。1908年、48年に続き、同一都市では史上最多となる3度目のオリンピック。日本が初参加したのは12年のストックホルム大会からで、第2次世界大戦後の48年大会は戦争責任から参加が認められなかったため、日本にとって今回が「初ロンドン」。英国では6月、エリザベス2世の即位60年を祝うダイヤモンド・ジュビリーが行われたばかり。豪華なパレードや式典、ポール・マッカートニーさんらが登場したコンサートからは、世界の文化をリードしてきた英国の威厳すら感じられた。そのマッカートニーさん。ロイヤルコンサートに続いて、シェークスピアの戯曲をモチーフにした開会式でも“トリ”を飾るのではないかと取り沙汰されている。芸術監督を務める映画監督ダニー・ボイルさんの「驚き」の演出にも注目したい。開会式の感動もさることながら、「自分で自分をほめたい」と有森裕子さんが語って流行語になったように、アスリートたちの名言や思わぬ本音が飛び出すのも五輪ならではだろう。伝統と格式、そして気品に満ちた英国・ロンドンでどんな記録やドラマ、名言が生まれるか、今から目が離せない。日本にとって初参加から100年の節目の五輪。頑張れニッポン。(Y) ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)