梅雨が明けて夏本番となり、香川県内のビアガーデンがにぎわいを見せている。節電の広がる今夏は例年以上に冷たいビールに涼を求める人が増えるとみられ、各店は家族連れの来店を見込んでメニューを充実させたり、泡が凍った新感覚ビールを提供するなど趣向を凝らしたあの手この手のサービスを展開する。 香川県内のトップを切り5月2日にオープンした高松天満屋(高松市常磐町1丁目)では、14〜16日の3連休以降、来店客数が1・5倍に急増した。 同店は今年初めて北海道や沖縄などの物産展と連動し、期間中にその地域の料理を提供している。ロンドン五輪に合わせて世界各国のビールも用意する予定。「冷房温度の引き上げなどで家庭や職場が暑くなり、外食の機会も増えるのでは」と節電が追い風になると期待する。 JRホテルクレメント高松(同市浜ノ町)も「今夏は家族連れの利用も多いはず」とみて女性に人気のカクテルなどを豊富にそろえ、ハワイアンダンスなどのイベントも充実させている。 ビアホールも「屋外のビアガーデンより涼しい環境で飲める」と集客アップを狙う。結婚式場ザ・チェルシー(同市香川町)では、梅雨明け後、予約が一気に増え、お盆までの週末は満席の日が目立つようになった。 キリンビールが今年から全国展開する泡の凍ったビールを提供するのは、飲食店を含め3施設。その一つ、結婚式場セント・ベイヒルズ(宇多津町)は「1杯目は必ず注文が入る。節電の夏にぴったり」とし、来店の呼び水になっている。 今年は高松市の高松丸亀町商店街の丸亀町グリーンにも新顔の「ジャングルビアガーデン」がオープン。屋上テラスにあり「子どもを芝生で遊ばせられるため、家族連れらに好評」という。 各店は8月末までを商戦のピークと予想し、集客にしのぎを削る。 ...[記事全文](this.kiji.isドメインへ遷移)