ロンドン五輪で24年ぶりに4強入りし、兵庫県豊岡市出石町出身の井上香織選手(29)らがメダル獲得を目指すバレーボール女子日本代表。10日未明のブラジル戦は完敗したが、同町鍛冶屋の公民館では、両親や地元住民約40人がテレビ観戦した。11日夜の韓国戦に向け「最後は悔いを残さないプレーを」とエールを送った。 日本は昨年のワールドカップでブラジルに勝ったが、北京五輪王者の高さを生かした攻撃に序盤からリードを許した。井上選手は控えでスタート。故郷の住民らでつくる応援団は「これからだ」「がまん」などと声援を送り、出場を待った。3セット目の5‐8の場面で登場し、鮮やかにスパイクを決め、一番の盛り上がりを見せたが、劣勢のまま試合は終了した。 井上選手の父実さん(54)は「勢いを止めるには出番が遅かった。悔いの残らないプレーで銅メダルを取って日本に帰ってきてほしい」と話した。 銅メダルをかけた韓国戦は日本時間の11日午後7時半から。豊岡市や後援会などでつくる「応援する会」は、同市大磯町の市立総合体育館に300インチのスクリーンを設置して応援する。入場無料。申し込み不要。(若林幹夫)