ロンドン五輪卓球女子団体で、福原愛選手(青森山田出、ANA)が金メダルを懸け中国との決勝へ出場した7日夜、福原選手の母校の青森山田高校(青森市)では、夜遅くの試合開始にもかかわらず教職員ら約50人が駆け付け、熱い声援を送った。 同校第一会議室には、試合開始前の午後11時ごろから教職員や県卓球連盟関係者、卒業生らが集まり、スクリーンに映し出される福原選手の姿に、ロンドンへ届けとばかりエールを送り続けた。金メダルへの願いを込め、金色のネクタイを身に着けたという花田惇校長は試合前、「ここまで来れたことでも十分だが、さらに金を目指して頑張ってほしい」と期待を寄せた。 第1試合のシングルスに登場した福原選手。第1ゲーム序盤から相手にリードを許す厳しい展開に「まずい」「(中国は)強いな」と会場には不安の声が上がったが、第2ゲームを11−9で取ると「よーし」「いいぞ」と大きな歓声が湧き起こった。0−3で日本代表のストレート負けが決まった瞬間、会場は「あ〜」というため息で包まれたものの、日本卓球界初の五輪メダルという快挙に福原選手への拍手は鳴りやまなかった。 福原選手が2、3年の時に担任だった大島健治教諭は「プレッシャーのかかる中、よく頑張った。ぜひ4年後も日本代表となって、今度こそは金メダルを取ってほしい」と教え子をねぎらった。