ロンドン五輪競泳女子400メートルメドレーリレーで第三泳者として銅メダル獲得に貢献した豊川市出身の加藤ゆか選手(25)。母校・桜丘高校(豊橋市)の父母会メンバーや学校関係者が五日未明、豊橋市内のカラオケ店で奮闘を見守り、メダル獲得の喜びに沸いた。  十一人が集まり、日の丸が描かれた旗や扇子を手にテレビ画面を見つめ、選手の入場が始まると「ゆかちゃーん」と声援を送った。父母会会長の伊藤裕子さん(51)は、加藤選手の母由美子さんとも連絡を取り合い、間近で活躍を見守ってきた間柄。「ゆかちゃんはメドレーに懸けていた。見ていて緊張する」  競技が始まると大声援。三位で加藤選手がスタートし、力強い泳ぎを見せると「行け! 行け!」と声を張り上げた。そのまま三位でゴールすると「やったー」と全員が立ち上がって抱き合い、涙をぬぐう姿もあった。  伊藤さんは「ゆかちゃんが悩んでいる時は、お母さんが東京に行ったりして支えていた。メダルが取れて本当にうれしい」と感慨深げ。加藤選手が一年生のときの担任の青山幸悦教諭(51)は「北京でメドレー六位の表彰状を持ってきたときは本当の笑顔じゃなかった。今日は本当の笑顔で良かった」と話していた。  (中山梓)