ロンドン五輪競泳女子200メートルバタフライで金メダルを狙う星奈津美選手(21)=春日部共栄高出=の地元越谷市では31日午後6時から、同市大吉の市立新方地区センターで応援会を開催、星選手の祖父母や地元住民ら50人が声援を送った。  前回の北京大会では決勝に残ることができなかった星選手。昨年の世界選手権で0・01秒差でメダルを逃した悔しさをバネに、中国、米国アリゾナ州での合宿を重ね、飛躍的に記録を伸ばした。4月の代表選考会では2分4秒69と自らが持つ日本新記録を更新。今回のロンドン大会では金メダルの有力候補の1人に数えられ、家族や地元の期待も高まるばかりだ。  この日は、同センターロビーにプロジェクターを設置し、テレビ観戦。午後6時20分すぎ、予選第2組第4コースで、星選手がスタートを切ると、祖父の折原明さん(71)と祖母光子さん(72)を先頭に会場は「頑張れ、頑張れ」とエールを送った。  星選手は堂々の泳ぎで全体の6位で予選を通過。ただし、予選とはいえ2分8秒台のタイムに、明さんも「ちょっと泳ぎが重そう。最後も伸びが足りなかった」と心配そうな面持ち。「スタートからいつもと顔つきが違った。少し緊張してたかな」と気遣った。  光子さんは「予選だからあれぐらいだと思う。メダルが取れるよう、期待している」と冷静に話していた。  同市新方自治体連合会会長の高橋剛三さんは「高齢化が進んでいる地域。星さんを応援することで絆が生まれ、元気ももらえる。この後も頑張ってほしい」。近所に住む松島貴美子さん(72)は「北京のときは、ほんとに悔しかった。今回はぜひメダルを取ってほしい」と期待を寄せた。