県水連が特別表彰 前人未到の快挙 男子100メートル自由形10連覇。前人未踏の快挙に県水連は特別表彰でたたえた。「積み重ねてきたものが1つの形になったかな」。原英晃(FREESTYLE)は栄誉を喜びつつ、「脅かす選手がいないので」と寂しさも感じた。 日本選手権とジャパンオープンは51秒台後半と振るわなかった。わずかに50秒台には届かなかったが、51秒00の今季自己最高。来週の日本実業団に向け、「い弾みになった」。 ゴール直後は淡々と掲示板を見詰めたが、表彰式は長男寛英くん(4)と長女由依奈ちゃん(2)を連れた。生まれて最初の大会で息子と上がった4年前に続く“親子での表彰台”。「10連覇が懸かっていたので、家族で見に来てもらった」。一人増えた一番高い台上で笑顔を見せた。 この後、2冠連覇を狙った50メートルは清水(グリーン佐鳴台)に敗れた。明大を卒業し、社会人1年生の銀行員清水。「これ1本だったので勝ちたかった」。初めて大先輩を制した清水に、「悔しいけど、挑んでくる相手がいることは刺激になる」と原もうれしそうだった。女子100バタフライ 牧野3大会連続記録更新 高校総体女子100メートルバタフライの県優勝、東海2位の1年生牧野千愛希(日大三島高)。3大会連続で記録を伸ばし、8月17日からの全国総体に向けて好調を維持した。 1週間前の東海総体の疲れは取れた。予選に当たるジュニア選手権で1分1秒75の自己ベストをマーク。県総体記録を0・97秒、東海総体記録を0・21秒縮めた。 県記録と県高校記録保持者の嶋村(中京大1年)を見つけ、あいさつに駆け寄った。「憧れの先輩からも『頑張って』と言ってもらえた」。そのひと言を励みに、1分0秒台の突入と、嶋村の記録1分0秒21を目標に全国に挑む。藤森丈、日本学生選手権でV狙う 昨年の全国高校総体個人メドレーで200メートル、400メートル2位の藤森丈晴(日体大)。飛龍高卒業後、初の静岡でのレースは、ロンドンから未明に発奮材料が届いた。 昨年の全国総体は海外遠征で不在だった1学年下の萩野が、ロンドン五輪男子400メートル個人メドレーで銅メダル。日本新の快泳を見せつけられ、「悔しさしかない」。 9月の日本学生選手権400メートル個人メドレーは、大学の先輩で五輪代表の「堀畑さんに疲れもあると思うので優勝を狙いたい」。そして、来年は萩野を迎え撃ち、「4年後のリオ五輪は自分がスタート台に立っていたい」と誓った。 女子100メートルバタフライ 1分1秒79で優勝した牧野千愛希(日大三島高)=県富士水泳場