【東京支社】29日に英国で開幕する障害者スポーツの祭典「ロンドンパラリンピック」。その日本代表選手団256人を支える本部役員(総務)として、県出身の男女3人が日の丸を胸に渡英する。「4年に1度の大舞台。アスリートたちの力を最大限に引き出したい」。大会期間中は各競技会場を回り、フォア・ザ・チームに徹する構えだ。 3人は▽日本パラリンピック委員会国際調整係長の安岡由恵(なおえ)さん(45)=別府市出身▽同強化育成係長の仲前信治さん(37)=同▽同事務局の与品(よしな)美由紀さん(45)=大分市出身。いずれも東京都在住で日本障害者スポーツ協会職員として国内の競技力向上などに努めている。 車いすの名ランナー、チョーク選手(39)を夫に持つ安岡さんは夏冬通算7回目のパラリンピック。現地では国際担当として大会本部との交渉などに当たる。「選手たちが十分にパフォーマンスできるよう環境を整えたい」と言う。 仲前さんは太陽の家(別府市)などを経て約5年前から同協会で働く。役員としてパラ3回目となるロンドンでは日本選手団の総括役を担当。「チームとして一体感が出るよう、われわれも“現場”で頑張りたい」 与品(旧姓・堤)さんは今回初の役員参加となるが、大分国際車いすマラソン大会の運営に長年携わるなど実績は十分。「どうすればみんなの役に立てるか、他のスタッフと連携しながら学んできたい」と語る。 大会は9月9日まで計12日間。日本代表選手団は17競技、うち県勢は陸上、セーリング、卓球の3競技に選手4人が挑む。 本部役員の3人は22日までに渡英する予定。「選手・役員・スタッフ一丸となって好結果を残し、(ロンドン五輪に続いて)日本に明るい話題を提供したい」としている。