8月にブルガリアであるボートの世界ジュニア選手権大会の日本代表に、兵庫県洲本実業高校2年の福井康君(16)と、柳学園高校2年の川合瞳さん(16)が選ばれ、2日、竹内通弘市長に報告した。県内の高校生の同大会出場は初めてという。2人とも「気後れせず、全力を尽くしたい」と健闘を誓った。(後藤亮平) 大会は8月15~19日に開催。24カ国から男女とも1人乗りのシングルスカルと、かじ付き4人スカル(クオドルプル)の計5人が出場する。 6月7~10日に熊本県菊池市であった全日本ジュニアボート選手権大会で、福井君は2位、川合さんは3位に。全国から選抜された19歳以下の男女各78人から選出された。 五色中学校出身の福井君は高校入学後にボートを始めた。「柔道で培った体力と、教わったことをすぐ体で覚える器用さでぐんぐん成長した」(洲本実業高校の雨瀬弘典監督)という。 シングルスカルでの出場が有力で「外国選手に体格では劣るけど力を出し切る。世界のレベルを感じてきたい」と意欲を語った。 神戸市兵庫区出身の川合さんは小学校時代から兵庫運河でボートに取り組んできた。全国大会でも優勝するなど数々の実績を残している。「泣きながら練習に取り組むこともある。逆境に立ち向かっていく姿勢はまさにファイター」(柳学園高校の大江浩司監督)という向上心が武器だ。 全日本大会でロンドン五輪出場選手に負けたが「追い抜くべき目標ができた。4年後には自分が」と目を輝かせる。4人スカルで出場予定で「一致団結して世界に挑戦したい」と力強く話した。 竹内市長は「夢に向かってチャレンジする姿は素晴らしい。世界でも活躍し、洲本の名を広めてほしい」と激励した。