ロンドン五輪で11日、銅メダルを獲得した真鍋政義監督(48)=姫路市出身=率いる女子バレー。3位決定戦には、兵庫県豊岡市出石町出身の井上香織選手(29)=デンソー、氷上高出=も出場し、兵庫県内から声援を送った両親やかつての指導者らは「よく頑張った」「ありがとう」と祝福した。 豊岡市立総合体育館には、井上選手の両親をはじめ、後援会員ら約550人が集まり応援。市のマスコット「玄さん」も駆け付け、「豊岡にメダルを」盛り上げた。 第2セットの終盤、リードした場面で井上選手が登場すると、「井上」コールが会場に響く。第3セットも連取し、ストレート勝ちが決まると、万歳三唱で祝った。 父実さん(54)は「メダルまで届くか不安だったけど、たくさんの応援をもらえて幸せもんです」と笑顔。2度の右肩の手術を乗り越えての銅メダルに、母マリ子さん(53)は「あきらめずによく頑張った。立派です」と声を詰まらせ、「帰ってきたらゆっくりさせてあげたい」とねぎらった。 氷上高のチームメートらも井上選手を祝福した。姫路市の南出朋美さん(30)は「すごいプレッシャーだったと思う。最高の友達で、誇りです」と声を弾ませた。高校時代に井上選手を指導した高見諭元教諭(73)=丹波市=は「素早い動きを生かし、チームによく貢献した」とたたえた。 一方、真鍋監督の地元姫路であった応援会では、姫路市立白鷺中学校で指導した上山恭三さん(67)が観戦。4年がかりで作り上げたチームの栄光に「試合中、いつもは動かない目が動いていた。相当不安だったのだろうが、よくやってくれた」と話した。(若林幹夫、桑野博彰、有島弘記)