第94回全国高校野球選手権大会は8日、代表49校が参加して兵庫県西宮市の甲子園球場で開会式を行い、15日間の熱戦がスタートした。 開会式では、代表校が前回優勝の日大三(西東京)に続いて南から順に入場行進。長野県代表で、10年ぶり5度目出場の佐久長聖は宍戸建太主将を先頭に33番目に行進した。 日大三の金子凌也主将が優勝旗を返還し、日本高野連の奥島孝康会長は「ロンドン五輪の選手団に負けないよう力を尽くして頑張ってください」と激励。酒田南(山形)の下妻貴寛主将が「湧き上がる入道雲のようにたくましく、吹き抜ける浜風のように爽やかにプレーする」と選手宣誓した。 東日本大震災の被害が深刻だった東北3県から球児3人も招待。入場行進の先導役や始球式のバッテリーを務めた。 開会式を終えた佐久長聖の宍戸主将は「観客が大勢いて、素晴らしい景色だった。入場してすぐ、正面スタンドに(ベンチ入りメンバーでない)部員の姿が見えてほっとした」と笑顔を見せた。佐久長聖は第2日第1試合(9日午前8時から)で作新学院(栃木)と対戦する。(長野県、信濃毎日新聞社)