大分政経懇話会7月例会が24日、別府市のホテル白菊であり、スポーツジャーナリストの島村俊治氏が「ロンドン五輪の楽しみ方と五輪の未来に向けて」と題して講演した。 島村氏はNHKアナウンサーとして夏冬計8回の五輪で実況に携わった。ロサンゼルス五輪(1984年)の女子マラソンで、ふらつきながら自力でゴールにたどり着いたランナーの姿を紹介し、「ゴールインした選手の全てが勝者。メダルは大切だが、いかに立派に戦い、立派に負けたか。そこにも感動がある」と話した。 28日開幕のロンドン五輪について「大分は8人の代表選手を送り出すスポーツ県。地元選手の応援はもちろんだが、200以上の国々が参加する開会式をはじめ、普段はあまり見る機会のない種目や予選にも目を向けて」と呼び掛けた。 島村氏は41年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。NHKに入り、アナウンス室エグゼクティブアナウンサー、スポーツ報道センターなどを経て退局。2001年に個人事務所を設立、スポーツジャーナリストとして活動している。国士舘大学大学院客員教授も務める。著書に「星野仙一 決断のリーダー論」など。 中津会場は25日正午から、中津市のグランプラザ中津ホテルで開かれる。 (講演要旨は26日付朝刊に掲載)