趣味の拓本とお気に入りのマンホールのデザインを組み合わせて考案した「アート拓本」づくりに、相模原拓本研究会の山田真也代表=相模原市南区=が取り組んでいる。第一弾の作品四点を二十六日から八月十二日まで、同区のイトーヨーカドー古淵店で展示する。  作品は、アジサイの図柄がある同市の雨水用マンホールを利用。札幌冬季五輪のポスターなどを手がけたアートディレクター細谷巌さんによるデザインで、山田さんは「他市のものと比べても素晴らしい」と話す。  最初は、通常の拓本と同様に和紙を使おうとしたが、直径六十五センチのマンホールを写し取れる和紙がなかったため、色模造紙を代用した。その結果、墨の代わりに水彩絵の具を使うアイデアも浮かび、色鮮やかな拓本に仕上がった。  展示場では、間もなく開幕するロンドン五輪で日本勢が活躍できるようにと思いを込め、金と銀を使った作品も用意。山田さんは「若い人にも拓本が広まるようにと願いを込めて始めた。県内全自治体のマンホールでアート拓本をつくってみたい」と話している。