奥州市胆沢区のデサントアパレル水沢工場(岩城均工場長、従業員93人)は、27日に開幕するロンドン五輪で日本選手団が着用する公式スポーツウエアを製造している。冬季五輪でも使われた高機能の「水沢ダウン」で知られる同工場にとって、夏季五輪の公式ウエアを手掛けるのは初めて。震災復興の願いや各国の支援に対する感謝の気持ちも込め、世界の舞台に挑む日本勢の活躍を被災地・岩手から祈る。  同工場で手掛けている公式ウエアは日本選手団が着用するTシャツ2種類(白、緑)とハーフパンツ1種類。開発テーマは「with our hope」(願いとともに)で、本県を含む被災地の復興の願いを込めた。  白色のTシャツには日本の地形を表す赤い線を施し、震災から立ち上がる日本を表現。襟裏には「ライジングサン」をイメージした赤い布を配置した。一方、緑色のTシャツの背景には地球のデザインを採用。震災後、世界の人々からもらった支援や励ましへの感謝の気持ちを表した。 【写真=デサントアパレル水沢工場が製造するロンドン五輪日本代表選手団の公式スポーツウエア】