ロンドン五輪柔道男子90キロ級で下関市彦島西山町出身の西山将士選手(27)が銅メダルを獲得したことを受けて、下関市は新たに市民栄誉賞を設け、第1号として西山選手を表彰すると決めた。中尾友昭市長が6日の定例会見で明らかにした。 地元の彦島武道館柔道スポーツ少年団で柔道を始めた西山選手は、1月のマスターズ大会で世界王者を破って優勝するなどしてロンドン五輪の日本代表に。五輪では準々決勝で惜しくも敗れたが、3位決定戦で判定勝ちを収めて銅メダルを獲得した。 同市は五輪の試合を前に、世界大会などですでに実績を残していた西山選手の活躍を期待して、スポーツ、文化の分野で世界的に顕著な業績があった同市出身者に贈る市民栄誉賞の創設を準備。同賞の表彰要領には「対象はオリンピックで金メダルを獲得した者」との表記もあるが、市長が銅メダルを「準ずる栄誉で特に表彰に値する」と判断して授与を決定した。 中尾市長は「決して諦めず、粘り強い柔道を貫いての銅メダル。市民、国民に大きな感動を与えた活躍は金メダルに匹敵する」と称賛。早ければ今月中にも西山選手が帰郷した際に表彰状と賞金20万円、記念品の赤間硯を贈呈する。