ロンドン五輪で大和市が実施する、女子サッカー日本代表の全試合のパブリックビューイング(PV)が集客に苦戦している。時差の関係で大半の試合開始が日本時間の深夜から未明になることも原因のようだ。一度は締め切ったものの、募集を再開。「みんなで代表に声援を送ろう」と参加を呼び掛けている。  「なでしこジャパン」のエース格の川澄奈穂美選手や大野忍選手が市内出身である縁で、市を挙げて女子サッカーを応援している。昨年のワールドカップ(W杯)決勝のPVでは、深夜にもかかわらずユニホーム姿などの550人が市生涯学習センターホールに駆けつけた。  今五輪で、市は他市に先駆け、予選から決勝まで全6試合のPVを決定。元代表ゴールキーパーで市スポーツ課の女子サッカー支援担当職員の小野寺志保さんのミニ解説も企画した。  今月1日から往復はがきで受け付けを開始。応募多数の場合は抽選とし、13日に締め切ったが、定員の500人を超えた試合はなかった。同課は詳細を公表しないものの、28日午後8時に始まる予選2試合目のスウェーデン戦と8月10日の決勝以外は低調。定員の半分に満たない試合もあるという。  同課の小林豊課長(55)は「開始時刻の問題に加え、女子サッカーだけだったW杯と比べ、五輪は柔道などライバルとなる競技が多い」と説明する。ある市議は「往復はがきのみで募集したのが、まずかったのではないか」と指摘。再募集では電話で申し込みを受け付けている。  PVは参加無料で、市外からの参加も可能。18歳未満でも保護者が付き添えば、午後11時以降の試合にも参加できる。申し込み、問い合わせは、同課電話046(260)5763。