大府市出身で、ロンドン五輪の柔道男子81キロ級日本代表、中井貴裕さん(21)=流通経済大四年=を応援するために、出身校の東山小の子どもたちが中井さんを招いた激励会を企画している。先輩を驚かせようと、児童会を中心に応援旗も製作中。子どもたちは「これを五輪会場の観客席に掲げ、中井さんに見てもらうことで良い成績につながれば」と願いを込めている。 ◆大府・東山小児童が製作  中井さんは、市内の名門柔道教室「大石道場」に五歳から通い、二〇〇三年に東山小を卒業した。  母校で六日にある激励会では、児童会長の鈴木信吾君(12)らが応援の言葉を贈る。子どもたちが中井さんに質問したり、校歌を一緒に歌ったりする。その後、中井さんは六年生七十三人と給食を食べる。  旗は、六月下旬に児童会が校内でデザイン画を募り、一~六年生五十人が応募。児童会役員の六年生五人が選んだ二枚の原画を基に一・一メートル四方の旗に下絵を描き、五輪カラーで「がんばれ! 中井貴裕」と書いた。  にっこりとほほ笑む柔道着の中井さんの横には、「ビッグベン」の愛称で知られる英国会議事堂の時計塔のような建物の絵も入れた。  鈴木君は「ビッグベンともとれるが、東山小の時計台をイメージした。この学校に通った人しか分からない象徴を描き、僕たちの思いを伝えたかった」と話す。  児童会副会長の桑原幸佑(こうすけ)君(11)は「東山小からこんなにすごい人が出るなんて。旗はできれば観客席に飾ってほしい」と、張り切って筆を動かしていた。  (出口有紀)