「さくらジャパン」のメンバーで八頭町出身の佐藤雅子選手が出場したロンドン五輪女子ホッケーの9位決定戦、日本対南アフリカが8日に行われ、鳥取市古海でうどん店を経営する両親の正さん、和子さんと妹の慶子さんがインターネットの生中継を店で観戦。最終戦を勝利で飾った娘に、和子さんは「結果は9位だったけど、頑張った気持ちに金メダルをあげたい」と、優しい表情でねぎらいの言葉を掛けた。 両親は仕事の合間を縫い、慶子さんと一緒になって試合の模様が流れる携帯電話の小さな画面をのぞき込み、佐藤選手の活躍に声援を送った。 ロンドンで娘の試合を観戦し、3日に帰国した和子さんは「まこ(雅子)は出てるの?」と画面を食い入るように見つめた。ベンチで出番を待つ佐藤選手が映し出されると、慶子さんは「早く出てきて」。後半に日本の同点ゴールが決まり、3人は喜びを爆発させて「これが日本の底力。頑張れー」と応援にさらに力を込め、延長決勝ゴールに「良かったー」「やったー」と抱き合って祝福した。 佐藤選手がロンドン入りしてからも連絡を取り合っていたという慶子さん。「お疲れさま。ゆっくり休んでほしい」と最後まで戦い抜いた姉を気遣い、正さんは「まだ競技を続けるのであれば、五輪経験者としてリオでリベンジしてほしい」と、4年後の飛躍に期待を込めた。 和子さんは「最後までよく頑張ってくれた。今はまだ終わったばかりで白紙の状態だと思う。今後のことは、ゆっくり休んでから自分の気持ちで決めてほしい」と話していた。