清水町がロンドン五輪に沸いている。2003年の静岡国体でホッケーの会場となった同町に民泊した選手も名を連ねたホッケー女子日本代表「さくらジャパン」を応援するパブリックビューイングが開かれた。同町出身の佐藤悠基選手(日清食品グループ)も男子1万メートルと5千メートルに出場する。町内には佐藤選手を激励するポスターや垂れ幕が登場し、町全体で応援している。 清水町地域交流センターで2日夜、ホッケー関係者が開いたパブリックビューイングには町立清水中ホッケー部の生徒や清水町ホッケークラブの会員ら約70人が集まった。相手は韓国で、0—1で敗れたが、「がんばれさくらJAPAN」などと書いた手製のうちわやマラカスを手に試合中ずっと声援を送り続けた。 国体で民泊したのは加藤明美選手(HANNO)、岩尾幸美選手(GREEN Deers)、藤尾香織選手(ソニーHC)。岩尾選手を受け入れた小林憲子さん(65)は「国体をきっかけにホッケーに関心を持つようになった」と応援にも熱がこもった。清水中ホッケー部の大川祐里菜さん(13)は「自分もいつか五輪に出て活躍したい」と熱っぽく話した。 町には「佐藤選手のパブリックビューイングを行わないのか」との問い合わせが相次ぎ、1万メートル決勝の観戦会も検討した。担当者は「競技開始時間が日本時間の5日の早朝のため見送ったが、それぞれ応援してほしい」と話す。町内でところてん製造販売会社を経営する栗原康浩さん(46)は「小さな町で育った選手が大舞台で走ると思うと、わくわくする。がんばってほしい」とエールを送った。