「エールFOR日本」って何−。即答できる人は、かなりのスポーツ通。日本オリンピック委員会と日本財団の声援募金活動で、事業名称のサブタイトルを「ロンドンに力を。被災地に笑顔を」とし、3月1日から始まった。締め切りは8月31日▼公式サイトを見ると、事業趣旨で「オリンピックは夢や感動を生み、人を勇気づける力がある。震災をくぐり抜けた今だからこそ、日本を一つにし、エールの輪をつくる」と唱えた。寄付金は「百%スポーツによる被災地支援と五輪日本代表支援に使う」と、明確に目的を掲げている▼事業の柱は、ロンドン五輪に被災地のジュニア選手20人を招待するほか、被災地で日本代表のスポーツ教室開催、五輪選手団の後押しなど。リアルタイムで募金総額がサイトに掲示され、14日現在で2441万円が集まっている▼寄付をすれば、慈善福引券(ラッフルチケット)が手に入り、抽選で日本代表選手のグッズなどが当たる。日本テニス協会からは錦織圭選手(松江市出身)のサイン入りウエアを提供し、人気の的となっている▼五輪開会式は27日午後9時(日本時間28日午前5時)から。会期前競技で開会式の2日前からサッカーの試合がスタートし、8月12日(現地時間)まで熱戦を展開する▼山陰両県出身の五輪代表は錦織選手のほか、アーチェリー女子の川中香緒里選手、ホッケー女子の山本由佳理、大塚志穂、佐藤雅子の3選手。ロンドンから朗報が山陰路に届き、笑顔に包まれるシーンを見たい。(縹)