ロンドン五輪にホッケー女子日本代表「さくらジャパン」として出場する阿久津智恵(27)=グラクソ・スミスクライン=と、柴田あかね(24)=同=両選手の激励会が八日夜、所属先の地元である日光市内で開かれた。ともに初めてとなる五輪代表に、出席したチームメートや地元関係者ら二百三十人からエールが送られた。  二人は四月から五月にかけ、岐阜県で開かれた五輪最終予選に出場。阿久津選手は堅実な守備で、柴田選手は決勝で2得点を挙げるなどして三大会連続三度目の五輪出場に貢献した。  激励会では、胸に日の丸と五輪のマークが施された灰色のブレザーに身を包み、万雷の拍手で迎えられた二人。県ホッケー協会長も務める斎藤文夫日光市長が「世界最高のひのき舞台で活躍する二人を激励できるのは光栄。メダルを目指し、力の限り戦ってほしい」と話すと、二人とも笑顔でうなずいた。  地元の子どもたちが寄せ書きした応援旗や花束なども受け取り、地元出身の阿久津選手は「日光市の代表として、五輪の舞台で胸を張ってプレーしたい」と言葉に力を込め、柴田選手も「声援を背に、ロンドンの地でしっかり活躍したい」と意気込みを語った。  このほか、柴田選手は九日、出身地である宇都宮市の市役所を訪れ、市内外に地元の魅力をPRする「宇都宮愉快市民」の任命式に出席。佐藤栄一市長から「ホッケーを通じてロンドンで世界に宇都宮をPRしてほしい」と声を掛けられ、柴田選手は「ホッケーはまだまだ知られていない。知ってもらうには結果を残すしかないので、FWとして得点に絡みたい」と夢舞台での飛躍を誓った。  阿久津、柴田両選手は十日、県庁を訪れ、福田富一知事に五輪出場を報告する。  さくらジャパンは一次リーグA組で、二十九日(日本時間三十日)に英国との初戦に臨み、北京五輪を制したオランダ、韓国、ベルギー、中国とも対戦する。 (磯谷佳宏)