サッカーJ2の京都サンガFCのMF鄭又栄(チョンウヨン)が、U−23(23歳以下)韓国代表として参加したロンドン五輪を終え、チームに合流した。1試合の出場にとどまったが、同国初の銅メダル獲得に貢献。「メダルはすごく重かった」と感慨に浸る一方、リーグ戦に向けて頭を切り替えている。 鄭は当初、同代表から外れていたが、MF韓国栄(ハングギョン)(湘南)の負傷離脱に伴い、大会直前の7月25日に追加招集された。「すごく、うれしかった。サンガも快く送り出してくれてありがたかった」。吉報から数時間後に日本を離れ、26日の初戦のメキシコ戦で早くもベンチ入りした。 韓国は準々決勝で地元の英国を破り、準決勝でブラジルと対戦。鄭は0−2の後半14分から途中出場を果たした。チームはさらに1失点して敗れたこともあり、「(長短のパスなど)自分の長所を見せられず、後悔が残った。ブラジルの選手は自信を持ってプレーしていた」と話す。3位決定戦で日本と激突。鄭は「アジアのチーム同士で3位決定戦を戦え、すごくうれしかった」と語る。試合後は仲のいい中山博貴らサンガ選手から電話をもらったという。 サッカーの母国、英国での五輪を経験し、「足りない部分を克服して大きな舞台でプレーしてみたい」と夢が膨らんだ。そのためにもサンガでの活躍が欠かせない。チームには15日に合流。時差ぼけに負けず、早速、全体練習で汗を流した。「J1昇格を果たせるように手助けしたい」と気持ちを新たにしていた。