ロンドン五輪のサッカー男子の三位決定戦で、FW大津祐樹選手の出身地、水戸市の市民会館には十一日未明、約二百人が集まって声援を送り、試合後は「よく頑張った」などと奮闘をねぎらった。  大津選手の祖父昭さん(81)も会場で観戦。東日本大震災後、心配して瓦屋根の修理代を送ってきたり、周辺宅に水や食糧などを差し入れたりしたという大津選手の人柄にも触れながら「通算3得点で歴史に残る活躍。ご苦労さん」と全試合に先発し、チーム最多得点を挙げた孫を褒めた。  市立五中で当時校長だった笠井通さん(64)は「(仲間から愛称で)チャラ男などと言われるが、鼻を高くすることもなく級友と仲良くして目標を持って頑張る選手だった。きょうも勝ちたい気持ちはチームで一番だった」と奮闘を称えた。  市立堀原小の同級生で大学院生の工藤陽香さん(22)は「次はA代表、ワールドカップで活躍を見たい」。高橋靖市長は「水戸の名を知らしめてくれた。若い人が一体となって応援できるパブリックビューイングを、次は日本代表として活躍してもらって設けたい」と話した。 (井上靖史)