ロンドン五輪サッカー女子の日本の銀メダルに10日、御殿場市で合宿中のU―20(20歳以下)女子日本代表が「なでしこに続け」と世界一へ闘志を高めた。愛称「ヤングなでしこ」は、19日開幕のU―20ワールドカップ(W杯)に向け精力的に練習に取り組んだ。 チームは9日午後に御殿場入りした。五輪の決勝は本格練習初日の未明になったが、宿舎でテレビ観戦。各選手が目標とする選手のプレーを見詰めたという。 サイドバックの中村ゆしか(関東学園大、藤枝順心高出)は「次は自分たち。近賀ゆかり選手のように攻守に渡る働きを見せたい」と意気込んだ。センターバックの高木ひかり(早大、常葉橘高出)は「勝てばU−20も注目される。DFラインからの鋭いロングパスでチームを勢いづけたい」と活躍を誓った。 吉田弘監督(静岡市駿河区出身)はこの日のU―17女子代表との練習試合で押し込まれる場面があったことに触れ、「五輪の決勝で感じた熱い思いをもっとグラウンドに出してほしい」と奮起を促した。日本代表主将の宮間あやも指導した“初代なでしこ”の本田美登里コーチ(静岡市清水区出身)は「4年後の五輪は、この中から代表入りする選手を何人も育てなければならない」と力強く語った。