胸を張れ、なでしこジャパン—。日本が米国に1—2で敗れたロンドン五輪のサッカー女子決勝。最後まで諦めない戦いぶりを支えようと、広島市内では10日明け方まで市民が応援に声をからした。 中区のスポーツバー「BLKS(ブリックス)」には約20人が詰めかけた。0—2で迎えた後半18分、大儀見優季選手が反撃ののろしを上げる得点を挙げると、ガッツポーズやハイタッチで喜びを分かち合った。 その後も何度もゴールに迫る日本。「打てー」「そこだ」。なでしこを後押しする必死の応援が続いた。そして試合終了。ため息とともにねぎらいの拍手が送られた。西区の会社員石原知弥さん(22)は「身体的に米国が上回る中、諦めずに戦った。互角だったが、最後は運が足りなかった」と悔しがった。 中区のバー「ジェニーズ」でも約20人がスクリーンに見入った。西区の飲食店店員岩本心太さん(24)は「川澄奈穂美選手の積極性が際立っていた。負けたけど銀メダルは立派」と健闘をたたえた。