「銀メダルおめでとう」「感動をありがとう」−。ロンドン五輪サッカー女子で、日本代表「なでしこジャパン」が堂々の準優勝に輝いた。佐々木則夫監督の古里・尾花沢市では10日未明、決勝米国戦のパブリックビューイング(PV)が行われた。見守った市民らは、“金”は逃したものの熱戦を繰り広げた指揮官と選手に惜しみない拍手と「ニッポン」コールを送った。 PVは佐々木則夫尾花沢後援会と市、市教委が主催し、市学習情報センター「悠美館」で実施した。午前3時45分の試合開始にもかかわらず県内外から約130人が足を運び、立ち見が出るほど。“サポーター”らは日の丸の鉢巻きや指揮官の似顔絵入りのTシャツを身に着け、試合前から「佐々木」「ニッポン」コールを連呼した。 前半8分、米国に先制を許したものの、会場からは「まだまだ」の声。前半終了後、門馬康介さん(33)=山形市小立2丁目、看護師=と大江祐介さん(30)=東根市神町1丁目、同=は「惜しいシーンもあり、もうひと息。後半で逆転してほしい」と期待した。後半9分にリードを広げられたが、同18分に大儀見優季選手が1点を返すと「よし!」「ここからだ」とチームを後押し。しかし試合はそのまま終了。直後はため息が漏れたものの「よくやった」「銀メダルおめでとう」の声が上がり、「ニッポン」「佐々木」コールでチームをねぎらった。 帝京高時代の後輩の上口昇一さん(52)=東京都世田谷区船橋、自営業=は「先輩の古里で応援したいと車で駆け付けた。最高の采配を見せてくれたので満足です」と話した。