ロンドン五輪のサッカー男子で、水戸市出身の大津祐樹選手(22)が二十六日の1次リーグ初戦で強豪スペインから決勝点を挙げた。地元では商店主らが応援ののぼり旗を通りに掲げ寄せ書きを募るなど、さらなる活躍に期待が高まっている。  大津選手は市立堀原小と第五中の出身。企画したのは同じ中学出身で学区内の茨城大水戸キャンパス通りで絵画教室やカフェを運営する安斎栄さん(52)。「世界で活躍する地元の才能を応援しよう」と近所の不動産業者や学習塾などに協力を呼び掛けた。  のぼり旗は五輪の五色のサッカーボールをあしらい、三十本ほどを立てた。寄せ書きには誰でも自由にメッセージを書き込め、五輪後に大津選手に届ける予定だ。決勝トーナメントに進めば、カフェでの観戦イベントも計画している。「大津選手がもっとゴールを決め、応援で地元がつながれば」と願う。  橋本昌知事も一夜明けた二十七日の会見で活躍を喜び、「大変落ち着いて冷静に決めていた。県出身選手が点を取ったということで、もっともっと盛り上がればいい」と今後の活躍を楽しみにした。 (近藤統義、井上靖史)