ロンドン五輪のサッカー男子1次リーグ初戦でスペイン代表を破った日本代表。ピッチを縦横無尽に駆け回り、勝利に貢献した名張市矢川出身の山口蛍選手(セレッソ大阪)の活躍に、家族や市民から喜びの声が上がった。  二十六日夜に現地入りし、スタンドで応援した父親の憲一さん(45)は電話取材に「とてもうれしい。予選一位通過が見えてきた」と興奮気味。蛍選手については「よく走っていた。終了間際のチャンスに得点していたら百点満点だった。でも九十点はあげたい」と満足そうに話した。  名張市内では、蛍選手の支援者らが名張産業振興センター(南町)と矢川集議所(矢川)で、大型スクリーンで観戦するパブリックビューイングを実施した。センターには市民ら約二百人が集まり、声援を送った。蛍選手が150インチの画面に映るとスティックバルーンをたたく音が響いた。大津祐樹選手(ボルシアMG)のゴールが決まると、抱き合ったり跳び上がって大喜びしていた。  試合終了後、蛍選手の中学時代の同級生で大阪大四年の松本友規子さんは「すごくうれしい。こんな大舞台に出るなんて蛍君はすごい。これからもしっかり勝ってほしい」と期待。百合が丘小四年の浅尾大樹君は「蛍選手はかっこよかった。これからも勝って、金メダルを取ってほしい」と笑顔だった。  (山田雄之)