ロンドン五輪フェンシングで男子団体銀メダルを獲得した太田雄貴選手(26)=森永製菓、平安高−同志社大出=と女子個人、団体で入賞した池端花奈恵選手(29)=乙訓高教諭、同志社大出=が22日、そろって京都府庁を訪れた。府スポーツ賞の表彰を受け、五輪での激闘を報告した。 太田選手は、前回の北京五輪個人銀メダルに続く快挙。日本フェンシング初の団体メダル獲得に貢献し、「特別栄誉賞」を授与された。初出場の池端選手は団体7位、個人8位と健闘し、「優秀賞」を受けた。 両選手は山田啓二知事から表彰された後、歓談。太田選手は準決勝のドイツ戦で最後の1本勝負を制した緊迫の場面を振り返り、「相手も強く、きつかった。でもすんなり勝っていたらあまり報道されなかったかも」と話し、笑いを誘った。今回の銀メダル獲得については「『金』を取りたかったが、団体として初めてのメダルを取れ、一つの仕事を果たせた」と喜びを語った。 2年間休職して挑んだ池端選手は個人戦で格上選手を撃破し、日本女子で過去最高タイのベスト8に入った。「五輪は生きてきた中で一番、エネルギーや迫力を感じる雰囲気があった。これからは未来を担う子どものためにフェンシングの素晴らしさを伝えたい」と話した。乙訓高には9月1日から復職する。 この後、両選手は京都市役所を訪れ、市スポーツ栄誉賞を贈られた。