ロンドン五輪フェンシング女子エペ個人に初出場した福井県越前市出身の中野希望選手(大垣共立銀行)が13日、福井新聞社を訪れ、大舞台での戦いを報告した。中野選手は「福井からの出場は一人だったので、たくさんの方に応援してもらえて、すごい力になった」と県民のエールに感謝した。 竹島栄実常務取締役らと懇談した。 中野選手は初の五輪について「観客の数とライトアップの仕方が、ショーのような雰囲気だった。あそこで実力を出せる選手はすごい」と独特の雰囲気を振り返った。 試合は初戦の2回戦で、世界7位のイタリア選手と互角に渡り合い惜敗。「練習通りに何本か攻めて取ることはできた。ただ、守ってしまったときにミスが出た。何点取ろうと負けは負け」と潔く話した。 試合後もトップ選手の戦いを間近で観戦し「採点競技のようにミスした選手が負ける。一本が本当に大事だった」と世界のレベルの高さを痛感。「またこの舞台に戻ってきたいと強く思った。2回目なら状況は分かっている。フットワークを鍛えて出直したい」と4年後へ強い意欲を示した。 帰省後も、取材や番組出演でゆっくりできていないというが「帰ってきて新聞や映像を見て、これほど多くの人が集まって応援してくれていたとあらためて知った。地元はいいなと思った」と笑顔を浮かべていた。