▼「背が低くて世界では通用しない」とまで言われた大網白里町出身のサッカー少女が、チームをロンドン五輪の表彰台へと導いた。サッカーなでしこジャパンが手にした銀メダルは全国民への大きなプレゼントだ▼「なでしこ」の主将は小柄な宮間あや選手。ピッチを縦横に駆け回り、チームの士気を鼓舞する大舞台での躍動ぶりは620万県民の目に焼き付いた▼8年前のアテネ五輪の際は直前で代表を逃した。身長が理由だったことを宮間選手から聞かされた中学校時代の恩師は、自分の事のように悔しい思いをしたという▼その体格のハンディを乗り越え代表入りした宮間選手は北京五輪でベスト4に貢献。そして、沢穂希選手から引き継いだ重責を背負って臨んだロンドンでは初めてメダルを獲得。古里では1200人の応援団が健闘を称えて拍手を送った▼決勝で宿敵のアメリカに敗れ悔し涙を流したなでしこだが、表彰式では一転して満面の笑顔。胸にかけたメダルは「金」以上に光り輝いており、将来、世界の高みを目指すサッカー女子たちを大いに刺激したはずだ▼フェンシング男子フルーレ団体の三宅諒選手(市川市出身)は銀、男子ハンマー投げの室伏広治選手(成田高出身)も銅メダルを誇らしげに掲げた。千葉ゆかりのアスリートの勇姿に感動し元気をもらった。4年後はさらに大きな感動を味わいたい。ツイート