【ロンドン福井新聞=寺島賢哉】ロンドン五輪のフェンシング競技は30日、女子エペ個人を行い、日本勢は越前市出身の中野希望(大垣共立銀行)が初戦の2回戦で、ロセラ・フィアミンゴ(イタリア)とベスト16を懸けて対戦する。 女子エペ個人は午前10時半(日本時間午後6時半)に始まり、2回戦は午前11時50分から。中野—フィアミンゴは午後1時20分開始予定。 4月のアジア・オセアニア最終予選で初の五輪切符をつかんだ中野の世界ランキングは現在36位。一方、フィアミンゴは7位で、団体の世界ランク上位国に与えられたイタリアの個人3枠での出場となる。中野とフィアミンゴは過去、数多く対戦している。 3回戦に進めば、世界ランク9位のイタリア選手と同29位、アメリカ選手の試合の勝者との対戦となる。 トーナメントは3回戦を午後2時台、準々決勝(4回戦)を午後3時半に行った後、午後6時から準決勝2試合、3位決定戦、決勝を順次行うことになっている。   ×   ×   × フェンシング女子の中野希望(大垣共立銀行)は29日、試合を翌日に控え、取材に「けがもなく体調はいい。練習でもいつも通りのことができている」と穏やかな表情で語り、順調な仕上がりをうかがわせた。 22日にロンドン入りして以来、市内の大学や競技会場にある練習場で調整を続けてきた。初戦の相手に合わせ、左利きのコーチとの練習にも取り組み、感覚を整えているという。「相手は背が低いため、的がやはり小さくなる。慎重に行くことも考えないと」と戦術の一端を話した。 岡崎直人日本代表総合監督は「彼女なりに調子を上げている。初日の女子フルーレで2人が8強入りし、チーム全体も盛り上がっている」と話し、中野に期待を寄せた。