ロンドン五輪フェンシング女子フルーレ代表で、被災地・宮城県気仙沼市出身の菅原智恵子選手(35)の実家には28日、親類や地元のフェンシング団体関係者ら約100人が詰め掛け、世界の強豪との熱戦にエールを送った。 テレビ中継はなく、インターネットのライブ映像を見て応援。午後8時20分ごろ、居間に設置したスクリーンに菅原選手の姿が映し出されると、日の丸の鉢巻きをした子どもらが「頑張れ」と声援を送った。 初戦の韓国の全希淑選手との対戦は、中盤で逆転を許す苦しい戦い。終盤に底力を見せ大接戦を制すると、応援の市民は拍手をしたり歓声を上げたりして喜んだ。 教職時代の菅原選手の教え子で、気仙沼高フェンシング部女子主将の加藤成美さん(18)=3年=は「終盤の先生の攻めの姿勢はすごかった」と興奮した様子で話した。 8月2日に控える団体戦に合わせてロンドンへ応援に乗り込む予定の父、清喜さん(62)は「この後も頑張ってほしい」と語った。