ロンドン五輪のカヌー男子で、小松市の松下桃太郎選手(24)=石川県体協=がカヤ ックペアに続き、カヤックシングルにも出場することが16日までに決まった。日本男子 のカヤックシングル出場は1984年ロサンゼルス大会以来、28年ぶりとなる。  同日、小松市のホテルサンルート小松で開かれた松下選手の祝勝激励壮行会で、県カヌ ー協会の藤井義弘会長がシングルの出場権獲得を報告した。初の五輪でシングル、ペアの 2種目に挑む松下選手は「メキシコ合宿では調子も良く、ベストタイムを何度も出せた。 五輪では皆さんの声援を胸にベストを尽くしたい」と意気込みを語った。  カヤックペアで松下選手は渡辺大規選手(岐阜県体協)と組む。日本カヌー連盟による と、五輪カヌー競技では各国の裁量でペアに出場する2選手のどちらかをシングルに出場 させることができることになっており、ここ2カ月で自己ベストを0・6秒縮め、「世界 選手権3位前後に相当するタイムを出している」(古谷利彦同連盟強化部長)という松下 選手がシングル出場を決めた。  松下選手は20日からフランスで最終調整し、8月3日にロンドン入りする。カヌー男 子のスプリントカヤックは同10日にシングル、ペアの順で競技が行われる。  激励壮行会では、谷本正憲知事、和田慎司小松市長が激励し、出席者は藤田二郎日本カ ヌー連盟副会長の発声で乾杯した。森喜朗元首相のメッセージが披露され、円地仁志小松 市議会議長もエールを送った。