27日開幕のロンドン五輪から正式種目になる女子ボクシング。五輪効果もあって全国的に愛好者が増える中、岡山県内でも唯一の女子高校生選手が競技に打ち込んでいる。岡山工高の土木科1年、昼田瑞希さん(16)。「五輪は夢。まだ遠い存在だけど、意識している」と日々のレベルアップに取り組む。 昼田さんは岡山・中央中時代はバスケットボール部員。格闘技経験はまったくないが「格好いいと思い、直感で決めた」と4月、県内屈指の強豪ボクシング部の門をたたいた。 161センチ、52キロ。練習メニューは1年生男子部員と同じで、走り込みや縄跳びなど基礎体力づくりが中心だ。フットワークやさまざまなパンチの習得にも熱心で「体のバランスが良い」と鴨頭知男監督は期待する。 女子ボクシングは2009年に五輪採用が決定し、その後、全国的に高校や大学、民間ジムなどで選手の発掘や育成が進む。日本アマチュアボクシング連盟によると11年の女子登録選手は約300人で、五輪につながる全日本選手権などの大会が随時開かれている。 高校入学後に競技を始めた昼田さんは、高体連規定で原則1年は試合に出られないが、「練習はきついけど楽しい。早くうまくなって試合に出たい」とデビュー戦を楽しみにしている。