今月初めに開かれた近畿中学総体バドミントン女子ダブルスで、兵庫県三田市出身で、夙川学院中学校(西宮市)3年の油上芽恵選手(14)と下陸ひかる選手(14)のペアが初優勝を飾った。ともに小学校から競技を始め、夢に見た全国大会(20日開幕・千葉県)への出場がかなった。「自分たちにできる精いっぱいのプレーで、一つでも多く勝ちたい」と意欲を見せる。 地元のクラブチームに所属していた小学生のころから、県大会で上位の成績を収めた。市内の公立中学にバドミントン部がなく、夙川学院中に進んだ。片道約1時間半かけて登下校。放課後の練習も一緒に励んできた。 粘り強いレシーブから攻撃につなげるプレースタイルが特徴。県総体を制し、第2シードとして臨んだ近畿総体。決勝で大阪・樟蔭東のペアに2‐1で競り勝った。「1‐1に追い付かれた後、気持ちを切り替えて攻めることができたのが良かった」と話す。 ロンドン五輪で日本が銀メダルを獲得した女子ダブルスの試合をテレビ観戦。「同じフォームでいろんな球種を打ち分けていた」(下陸選手)、「シャトルを打ち返すのが速い」(油上選手)など試合運びの参考にしたという。 初めて挑む全国大会。油上選手は「粘り強いプレーで臨む」と言い、下陸選手は「リラックスして全力を出し切る」と話した。(金海隆至)