ロンドン五輪で日本勢の活躍が続き、香川県内のスポーツ用品店などで関連商品の売れ行きが伸びている。男女ともベスト4に進出したサッカー関連では公式ユニホームが好調で、史上初の銀メダル獲得でバドミントンの注目度もアップ。深夜の生中継で感動を味わおうと、スーパーでは夜食を買い求める人が目立ち、五輪中継を放映する飲食店の客足も伸びている。アウェー用も 五輪商戦を引っ張るのはアベックでベスト4入りを決めたサッカー。スポーツ用品店では、勝ち進むにつれ、公式ユニホームを買い求める人が増えてきた。 スーパースポーツゼビオゆめタウン高松店(高松市上天神町)では、1日当たりのユニホームの販売枚数が五輪開幕前に比べ1・5倍に。中でも今回はアウェー用の深紅のユニホームにも人気が集まっている。男子がベスト4進出を決めた翌日の5日は、開店と同時に多くの人がサッカーコーナーに殺到。サッカー部に所属する小豆島高1年の中川翔太さん(15)は「部内でも大盛り上がり。ここまで来たら金メダルを獲得してほしい」と話していた。ベスト4効果 サッカーは書店でも熱視線を浴びている。五輪関連コーナーを設ける宮脇書店本店(同市丸亀町)は、サッカー選手の自叙伝の売れ行きが好調。担当者は「発売から1年以上たった商品も人気が再燃した」とベスト4効果を実感している。 藤井瑞希・垣岩令佳両選手の「フジカキ」ペアが銀メダルを獲得したバドミントンの人気も急上昇。関連用品を扱うラケットショップアッド(同市一宮町)には「バドミントンを始めたい」と来店する買い物客も見られるという。「フジカキ」ペアが使う同モデルのラケットも注目を集めており、「二人の活躍をきっかけに、今後、競技人口が伸びてくれれば」と期待を寄せる。飲食店で放映 時差の関係で、多くの注目競技が深夜の生中継となる今回の五輪。自宅で観戦を楽しもうという人がスーパーで夜食や飲み物を買い求める動きも目立つ。 「開幕後、午後10時〜午前3時の来店者が5%増加した」というのは24時間営業スーパー、ハローズ栗林公園店(同市花ノ宮町)。ビールやおつまみ、総菜の売れ行きが好調で、担当者は「ビール片手に観戦という人が多いのだろう。五輪期間中は好調が続くのでは」とみている。 一方、サッカーなどの試合中継を店内の大型プロジェクターで流す飲食店のマホガニー(同市松縄町)は開幕後、深夜の来店者が増えた。特にサッカーの試合日には放映予定の問い合わせも多く、「男女とも決勝まで勝ち進み、さらに盛り上がってくれれば」と話している。