頂点まであと1勝—。ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスで決勝進出を果たし、日本バドミントン界初のメダル獲得を確定させた藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)。2人の母校である青森山田高の関係者は、同校初のメダリスト誕生に沸き、「ぜひ金メダルを」と青森から熱い声援を送っている。 「高校時代からロンドン五輪出場を目標にしていた」と明かすのは、藤井選手が2、3年生の時に学級担任をしていた荒川栄教諭(39)。藤井選手は2006年のインターハイで団体とシングル、垣岩選手と組んだダブルスで3冠を達成。だが、卒業後に社会人チームに所属してから伸び悩んだ時期もあり、相談を受けたことがあったという。 卒業後も藤井選手を応援し続けてきた荒川教諭は「メダル獲得という責任は果たした。決勝は周りの雑音を気にせず、原点に返って自分たちのために精いっぱい戦ってほしい」とエールを送った。 相馬季明教諭(45)は、垣岩選手が在学していた3年間、担任だった。決勝進出を祝うメールを送ったところ、「最後もう一回頑張ってきます」と返事が返ってきたという。次は金メダルを懸けた大一番。「ぜひ、センターポールに日の丸を揚げてほしい」。教え子の勝利を祈るように語った。花田惇校長(65)も「ぜひ金メダルを期待している」と声を弾ませた。 同校を運営する学校法人青森山田学園は3日から、青森ねぶた祭に参加。太鼓を載せる台車に「ロンドン五輪 藤井・垣岩ペア メダル獲得」と描いたのぼりを掲げ、両選手の快挙を祝うとともに、金メダルへの期待を込めて市内を練り歩いた。(松倉宏樹)【写真説明】青森山田学園は、藤井・垣岩組の快挙をたたえるのぼりを掲げ、青森ねぶた祭に参加した=3日、青森市※詳しくは本紙紙面をご覧ください。有料携帯サイトにも掲載しています。