宮城県利府町の宮城スタジアムで19日行われたサッカーのU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)。日本-メキシコのハーフタイムにはロンドン五輪、「なでしこジャパン」の銀メダル報告会が行われた。東日本大震災後、1年以上閉鎖され、改修が行われたスタジアムに久しぶりに観客が戻り、活気があふれた。 なでしこの銀メダル報告会では、MF宮間あや主将(岡山湯郷)GK福元美穂選手(岡山湯郷)佐々木則夫監督(尾花沢市出身)の3人がピッチに登場した。 今大会のアンバサダーも務める宮間主将は「4月の宮城での親善試合(米国戦)では、なでしこに温かい声援を頂き、そのおかげもあって銀メダルを取ることができました」と感謝の言葉を述べた。 佐々木監督は「おばんです」とあいさつしてスタンドを沸かせ「(昨夏の)W杯(優勝)と五輪で元気になりましたか。今度はヤングなでしこを応援してください」と呼び掛けた。 その後、3人はピッチ中央で観客の歓声に手を振って応えた。◎震災で1年半閉鎖/利用再開、華やかに サッカーのU-20女子W杯は、震災で被害を受け、約1年5カ月閉鎖されていた宮城スタジアムの利用再開を告げる大会ともなった。 2002年W杯日韓大会の会場にもなったスタジアムは、震災でメーンスタンド側の大屋根の支柱や大型ビジョン、陸上競技の写真判定装置などが破損。改修は昨年7月からことし7月半ばまで、約1年かかった。費用は約13億9000万円。 施設を管理運営する県スポーツ振興財団の目々沢良雄事務局長(61)は「1年半近く施設が使えず、多くの人に不便な思いをさせた。これからは通常業務はもちろん、被災地の子どもたちに開放することも計画していきたい」と話した。