ロンドン五輪陸上女子1万メートルで自己最高の10位となり、5000メートルは惜しくも予選で敗退した板柳町出身の福士加代子(五所工出−ワコール)が17日夜、同町多目的ホール「あぷる」で行われた報告会に出席した。町内外から集まった約140人の支援者を前に「メダルや入賞には届かず残念だったが、やれることはやった感じ。朝早くからたくさんの応援をありがとうございました」と感謝の気持ちを表した。 報告会では、主催者を代表し同町体育協会の大屋俊考会長があいさつ。舘岡一郎町長が「アテネ、北京、ロンドンと着実に順位を上げてきた福士選手はわが郷土の誇り。自らの目標に向かい、さらにまい進してほしい」と健闘をたたえた。 ワコール女子陸上競技部の柳義幸ゼネラルマネジャーは「今回は本人のケアが成功し、3度目(の五輪)でやっと故障なく出られたと安心した」と語った。柳マネジャーとともに、小学校時代からの同級生、木村理香さん(31)高橋久美子さん(31)から花束を贈られた福士は「スタジアムに入ってもびっくりするぐらい落ち着いていた。走りも一瞬一瞬鮮明に覚えているし、今までで一番いいオリンピックになった」と振り返った。また、今後について「(4年後の)リオデジャネイロ(五輪)に『行こう!』とはここで言えないが、(陸上競技を)やっていくうちで(可能性が)あれば応援をお願いします」とし、去就については明言しなかった。